
▼11月25日
弘前商工会議所 農業経営支援事業 パネルディスカッションでした。パネラーは毎回同じで固定されてからもう3回目(笑)。今回はスペシャルゲストで森剛一税理士も参加。
弘前の地域産業の最前線にいる、このメンバーの取り組みやビジョンは数年前から自分も注目してました。思い起こせば基調講演で呼ばれ、「公演後にパネルディスカッション行いますが、タクロンさん話ししてみたい農家さんいますか?」と聞かれ、いつもメディアで活躍を見ていたこのメンバーを指名したらメンバー全員がOKしてくださり実現。その初回があまりにも好評(?)だったのか、同じメンバーで繰り返されてます(笑)
2月→7月→11月、というスパンでやってますが、4ヶ月前は目標として掲げてたことをきちんと踏み出して、次の課題と向き合っている。。
そう、このメンバーの凄いところはスピード感。課題にぶつかるスピードと、そこから動き出すスピードが速い。行動力と実行力が凄まじいです。
昨日もコーディネーターとしてそこに居ましたが、毎度ながらとても勉強になります。
昨日ディスカッションしながら、 農業法人同士が連携して行政と一緒に地域を担っていくようなモンスター経営体が生まれていくんじゃないかという考えはより一層輪郭がはっきりしました。
森先生の「なぜ弘前の農家はリンゴばかり作るんですか?」発言も面白かったですね。
外から見ると異様に見えるようです。それでいて儲けている経営体が少ない、と。
なるほど。
リンゴとお米、品目が違うからこその連携の形も見えて来ます。
「農業の運営」というよりは『実業家としての農業の経営』という、ちょっと広域な視点。
それはやはり、法人格の代表なので「自分じゃない経営体」を意識できているのだと思います。
農業者だけではなく、地権者、行政職員、金融機関ほか、皆が地域の1部であり、皆が地域のプレーヤーだという意識で立ち向かわないと、産地間競争には生き残れないと感じています。
「リンゴは大丈夫でしょう」
いや、産地間競争は国内だけの話じゃなくなる時が絶対来ます。
地域のプレーヤーとしての意識ももちろん大事だけど、もっと大事なのはそのスピードだと感じてます。
いや〜、胸いっぱいすぎて懇親会の料理が入ってきませんでした(笑)
話しに夢中になりすぎて結局ビール1杯しか飲んでないし(笑)