初、農林水産省に行ってきました。

というのも、農水省主催の平成30年度未来につながる農業推進コンクールの有機農業・環境保全農業の部で農林水産大臣賞の次の賞である「生産局長賞」という賞を受賞したからです。同行は今までもお世話になってきた県の職員のお二人。
授賞式の後はシンポジウムという事で、受賞者の事例をプレゼンテーションするという時間があって、短い時間ですが事例報告してきました。

簡単にいうと、『自然栽培で休耕地を転換していく取り組みが素晴らしい』ということかと思ってたんですがそうではなかったです。
まず、受賞者は皆、有機農業への取り組みが十数年にのぼる団体さんがほとんどの中、うちは2017年に設立でまだ2年目。プレゼンで「設立が2017年です」と言うと会場がザワついたほどでした。
じゃぁ、なぜ受賞者になったのか。
審査員長から講評いただいて、初めて知りました。
「スマート農業や自然栽培で休耕地転換という取り組みも評価しているが、自然栽培塾の開催、テレビリポーターや観光大使、学校教育サポーターとして【有機農業を伝える活動】も評価しました。期待値も込めて、今回の受賞としました」と言われました。
会社の皆や地域の皆さんと共に受賞した事にはもちろん間違いないのですが、自分の活動が評価対象になっているなんて。といった感じで驚きです。
今日、オレの話を聞いた人は皆思ったでしょう。
「タレント?ミュージシャン?こんな農業経営者による農業が本当に持続可能なの?」と。オレは講演の最後をこう締めくくりました。
「審査員の皆さんが数年後、うちを選出して良かったと言えるように、今後も地域産業の発展と復活に邁進します」
プレッシャー?いやいや、今まで通り、楽しむだけです。(笑)
そもそも、やりたいと思ったことをやって、こんなに楽しく生きてるのに受賞してしまって。
期待を裏切りたくはないけど、人間やれることしか出来ないですから。ただ、全部全力でやりますけどね。
国に「これからもアナタらしく頑張ってね」と背中を押された今日でした。
ありがとうございました。