農水省で講演してきました。式典以外で行ったのは初でした。
みどりの食料システム戦略という、菅内閣になってから新しくできた政策。
その政策にピッタリ当てはまった事業を行っているということで、幹部、局長などなど、お偉い人の前で講演してきたのでした。
本当にいい機会をいただきました、とても勉強になりました。
テレビで見たことある人多数。
日本の農業の舵きりをしている人たちに、いつもの格好で、取組の実情と課題を話してきました。


政策なので、日本全体のこと。
同じ青森県内の農業も、場所が違えば土も違うし環境も違う。
「それぞれの地域に必要な農業」というのは地域ごとに違うし、「目指さなければ行けない農業」や「今後の農業における地域ごとの立ち位置」も違う。
でも、その全てを網羅した方向性を打ち出すのが『政策』なんだと。
「新しい政策は、壮大すぎて現場からは星空を見ているのと同じ感じです」と話した口から出た気がします(笑)
もうここからは、全員を救える舵切りなんてないと思ってます。
できるだけダメージが少ない方向へ向かうしかない、と。
それくらい、時代は早く流れています。国規模のフットワークだと小回り効かない。。
言いたいことは言ってきました、伝えてきました。
法人なので当たり前ですが「地域のための農業」を意識しています。
その「地域」が、今までよりはちょっと気がしました。市・県を超えて、東北・日本の農業基盤の強化につながるような営農をしていきたい、そう感じた日でした。