去年参加してた『みちのく銀行経営塾』の講義でタナベ経営の講師の一人が毎回言ってたこと。
「創業者は天才なんです。2代目、3代目のあなた達がかなうわけがない」
この意味、今はとてもわかります。
無から有を生んだ人と、有を維持継続する人とは、当然温度が違う。
事業が生まれた場所には、利益よりも想いがある。
でも、経済の空に一度飛んでしまった機体が苦しくて高度が下がってきた時、機体を持ちなおしさせられるのは、やはり情熱です。想いです。時間が経ち、代をかえるごとにその情熱は薄れていきます。
世の中にこんなものがあったら、みんな楽になるだろうな。楽しいだろうなぁ。
いろいろな人の鏡になれるようなモノ、時代のシンボリック的なもの。
苦境を楽しめるのは創業者だけなのかなと。つまりある意味、ネジがぶっ飛んでます(笑)
『辛い時、挫けた時、どうやって乗り越えますか?』
大学の講義の資料動画を作ってます。あまりにも単純な質問が刺さってきます。
乗り越える方法なんて考えたことないです。進み続ける力を若者達にどうやって説明するか。。
私は一度も失敗をしたことがない。ただ、”これでは電球が光らない”という発見は2万回した。
↑こんな感じのことをエジソンさんが言ってます。
1日8時間労働と決まった瞬間に「働くこと」の定義が変わってしまったんだろうなぁ。
農業はその概念のそとにあって当たり前だから、普通の人とは違う感覚がベースになってるのかもしれません。でも、創業者は皆、その感覚がベースのはず。
子育て真っ最中。
教育の基本は『(死に至らない)失敗を安全に経験させること』だと思ってますが、それはもうちょい先から。
息子、もうちょいで3歳です。今の教育のテーマは「脳の使い方」を教えること。
集中すると周りが見えなくなるのは、自分と同じ。どういう大人になるんだろう。どういう時代になるんだろう。今できることを積みかさねていこう。

父、頑張ります。