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人を育てるフィールドを創るということ

会いたかった人に会える季節になりました。

全農の名取さんと。スペシャルゲストで飯塚農園の飯塚さんを加えて。

コロナでなかなか会えず、会えば議論は尽きない相手です。




農協離れが著しい企業と位置付けられてるアグリーンハートですが、肥料は(今年は)全量JAから買ってるし、青天の霹靂は全量JAに出荷した上で、高い手数料払って全量買い戻してます。ちゃんと利用してます。


でも、農協の仕組みがどうなのかとか、経営的におかしい采配があるのかとか、しっかり見つめてきませんでした。それは、アグリーンハートが地域で営農していく上で、知る必要性がなかったからです。若かった頃、「津軽みらい塾」という、JA主催の担い手育成塾に参加して、まず農協の職員の新人研修で何が行われるのかを知りました。

【株式会社は利益追求、協同組合は利益配当】と知ったのはそこです。20代の頃ですね。

「だとしたら、その理念は生産者と共有できてない」と若いながらに感じました。


そのあと、JAの常勤と語る会(JA青年部主催)か何かで、質疑に対し、【米価を上げるには販売競合がいなくなればいいんだ。】という当時の米穀部長の発言を聞いて、「コリャだめだ」と感じたのが30代前半(笑)。


JAや全農や中央会の在り方をしっかり否定するには、もっと中身を知らないといけない。

それぞれが一生懸命、今の時代と向き合ってる気がしますが、大事なのは「今の時代に必要なのは何か」ということ。私欲を絡めず、それぞれの組織が共同で地域存続するために、どんなアプローチが必要なのか、というところですね。


いままでの印象だと、才能がある人ほど、支店へ飛ばされてる感がありますが(笑)

よほど派閥が強いんでしょう。


そういう所も含めて、もっと勉強しないと。


「生産」「経営」「販売」の3つのカードを並べて、一気にひっくり返すとでっかく「政治」って書いてあると思ってます。

個人でなんとかなるものと、組織や地域や政策でなければどうしようにもならないことと。

なんでもやりたいけど、自分にできるのは本当に微々たる事。


とりあえずこの米価下落で最悪の状況の海から脱出しなければ。


飯塚さんの経営スタイルもとても勉強になりました。

すごいです。もう凄すぎる。今度、従業員みんなで見学に行こうと思います。


名取さん、飯塚さん、ありがとうございました。もっと勉強します。



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