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そのフィールドは居場所ですか?ツールですか?

久々の更新になりました。経営面積が去年42haだったのに対し、今年は55haとかなり増えましたけど、去年5月26日に田植えが終了しているのに対し、今年は5月18日終了、と。ま、自然栽培の田植えは6月入ってからなんでちょっと除外なんですけども。

V溝乾田直播と乾籾湛水直播の2種類を導入した結果、田植えが2日で終わる経営になってしまいました。ってことは苗の育苗量も半分。作型の策定次第ではまだまだこの人員で面積増やせるという結果を実感した年になりました。

管理はここからです。暑すぎると異常気象に対し、ここから管理&対策の日々になります。


さて、うちで試験したドローンによる湛水直播も順調です。

農研機構と石川県の産業技術センターと株式会社オプティムによる共同試験。

その青森県圃場がウチです。ドローンでただ散播するのではなく、ドローンによる条播です。1フライトで4条。条間は15cm。フライトの高さ次第では散播になってしまうところがほとんどでしたが、きちんと条になってる箇所もある。

そして、種はなんと打ち込みです。


青森県の産業技術センターの目の前が試験圃場という...(笑) JAのカントリーも目の前です(笑) 来年はこれを自動飛行で行えるようにするとのこと。

「時代が変わる」と感じさせてくれたのは、ドローン播種の作業員10名弱、誰一人として長靴を履いていなかったという点(笑)


自然栽培(無肥料・無農薬)をしながらいつも思うのは、「収穫」という不自然。

必要な分だけ恵んでもらうとか、本当はそれが一番いいんだけど。例えば、コンバインで刈り取るんだけど、2.2mm以下の籾は地面に落ちるようにするとか。「食べる分だけ収穫」ということで。そんな考えもあったけど、一番の不自然は「田植え」なんですよね。 直播こそ自然ではないかと考えます。

そして、雪国のうちらから見るとその直播は越冬しなければなりません。

つまり、『秋に直播して越冬し、春に芽を出す』のがおそらく雪国における自然栽培なんですよね。

今年はそれに挑戦してみようと思います。木村秋則さんに自然栽培直播を相談してみた時、「私も試しだけど無理だった。成功の北限は宮城県。こちらは寒すぎるのかも」と言ってたので、自然栽培の直播(しかも越冬)はやりがいがありますね!(笑)


ここだけに書いておきますが、6月3日、もう一つ法人を立ち上げます。

2013年に思い描いて、形にするまで6年かかりました。またここで発表します、お楽しみに。

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