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【守り続ける】

  • 執筆者の写真: Takuron
    Takuron
  • 2020年12月22日
  • 読了時間: 2分

来年、お米業界は局面を迎えると言われています。年々の米消費減少に追い打ちをかけてコロナショック、さらに豊作気味。(一方で山口県などはウンカ病の発生等で大凶作なんですが)


「自然とともに生きる」あるいは「地球相手の職業」なのでリスクが常に隣り合わせ。いや、全ての産業がリスクあるものですけど、地球はスケールがデカすぎて、立ち向かう人ができる許容範囲はたかが知れています。

やはり、基幹産業だから助成金でリスクを緩和するしか方法がないんでしょうか。

それありきの進化をしていくしかないんでしょうか。


将来、地域農業を守るために自社が向かうべき道は、地域の推計や数字をベースに導くとすると今の経営規模の5倍くらい担う時代が確実にきます…そのための基盤づくりが必要です。...必要だと分かってはいるんですが、その目標への道のりが真っ暗です。


「メガファーム」…リスクを誰とシェアしながら、誰と提携しながら、経営基盤の強化と人材育成をしていくべきなのか。国が保証制度を手厚くするのか、どうなるんでしょうか。


今の規模でやるべきことは現在はっきりと見えていますが、どう進化(規模拡大)していくべきなのかは、考えても答えが出ませんね。地域にリタイヤ者が続々出てくるまでに、受け皿を作っておきたいところなんですが。


「生産と販売は共にある。」

あと10年で農家の数が3分の1になる。と協同組合も機能しなくなるでしょう。

「誰が生き残るのか」ではなくて「生き残るべき人に与える持続性」がキーになると考えます。生産も販売も。


国が整備してくれる助成制度が本当にありがたいです。

【守り続ける】が今後のテーマですね。


さて先日、全農の名取さんが青森に来たのでお会いして意見交換しました。

「経済の前線」と「生産の前線」この2軸は同時に成長していかないと成り立たないですよね、そういう感じの話。

まさしく、地上部の成長点と地下部の根ですね。農業の根底にある”ものづくり”と同じ摂理。充実した時間はあっという間でした。感謝です。



乗り越えましょう、共に。

 
 
 

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