昨日、とある大学の教授さんが岩手からわざわざ取材に来てくださり、色々お話をしました。取材を受けながら色々お話してて、自分の方がとても勉強になりました。
そもそも、農政局から依頼されて岩手県のスマート農業祭トリニティという展示会で講演した時に名刺交換したのがきっかけ。こういうの嬉しいですね。
最近出会う人は、全国規模の農家さんの情報を置いていってくれます。
「ここの県にはこういう人がいる。佐藤さんに会ってほしいなぁ」
本当に嬉しい言葉です。
昨日の教授とのお話は気がつけば3時間。
話ていて魂が震えるような場面が数回ありました。
『2030年、農業人口は需要に対して供給が余剰になる。今は労働力不足・担い手不足と言われているが、10年でその現状は一気に逆転する。1次産業が余剰になるということはそこを基点に地域経済にブレーキがかかり始める。』
ということを最近講演で訴えていてもなかなか賛同的な反応は得られないのですが、昨日の教授は同じような意見でした。
*農業のフランチャイズ化
*集落営農や法人同士の合併
*ホールディングス化で農業法人が行政とやらなければいけない事
とてもとても参考になりすぎました。何年も頭をぐるぐるしていた課題の輪郭がはっきりしてきたような感じ。
芸術品を求める人には芸術品を。
価値を求める人には価値を。
商品を求める人には商品を。
こだわりは一つ。みんなが笑顔になる農業じゃないと意味がない、です。
プライドも意地もいりません。
『それが社員を笑顔にする為に必要かどうか』がすべての判断基準。
社員を笑顔にするのが社長の役目。
地域を笑顔にするのは会社の役目。
年末に向けて、仕事だらけだし、会合だらけです(笑)。
今年がまだ2ヶ月残ってるんで、後悔しないように歩かないといけませんね。
いや、時代的には”歩く”ではなくて、”飛んでる”の方がフィットするかも。
2030年には『今年もあと2ヶ月。後悔しないように飛ばないといけませんね』って書いてるかもしれませんね(笑)
あ、来年の直播に向けての畦塗りが始まりました。従業員に教えています。飲み込みが早い。次世代のオペレーターが増えないと会社の未来はありませんからね。
