山形大学農学部で行われたAI制作の講習に参加してきました。
「農家がAIを作る」....は?(笑)って最初は思ったんですが、できるもんですね。
東北食農塾という団体として参加したので、食農塾メンバーも数名いました。この食農塾メンバーと会って意見を交わすのが本当に楽しくて、時間を忘れてしまいます。
同じ温度で、同じ高さの意識で、課題もそれぞれある程度共通していて、アプローチがそれぞれ。とても参考になるし、何より一緒にいると安心できる仲間たちです。すごい農業経営者ばかり。こんな人たちを集結させた食農塾の事務局がまたすごい人なんですけど。
食農塾の話はさておき。AIです。=人工知能。
自分が取り組んだのは「雑草検知AI」でした。すでにオプティムと一緒に取り組んでいるものだったので、とっつきやすいかなと。他の人たちは自分で画像を数百枚持ち込んで、それぞれの目的に合ったAIを作ってましたね。
<1日目>
午前中に骨格を作って、午後に画像を500枚近く覚えさせて、帰るときに「復習しておいて」と設定。
<2日目>
朝に行くと、「1,000回復習ver」〜「10,000回復習ver」までの10個のAIがパソコンの中で育っておりました。
で、テストすると立派に判断してくれます。

素晴らしい!
教えたものしか覚えない、教えたものなら勝手になんぼでも復習をする。
「答えを導き出す」という作業の純粋さが、新しい視点をくれた気がします。
植え方や、畝幅など、技術を使用するために整備できることが現場にはある。現場にしかない視点と発想が必ずある。という可能性を知ることができました。
本当、勉強になりました。
どうなんでしょう、ず〜っと農業の話しかしない仲間。農業1,000%。 ぞれぞれの地域をしっかり考えて邁進する姿勢にいつも刺激をもらいます。 楽しい山形遠征でした。