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「農家を減らせるかどうか」

最近、公演で使っているデータが2つあります。

一つはパーソル総合研究所が発表している『労働市場の未来推計2030』。これは【2030年には農林水産業・鉱業の就業人口が2万人余剰になります】という推計データ。

初めて聞く人は「え?農業って人手不足なんじゃないんですか?」と言います。


面白いのはパーソルは同じデータで『労働市場の未来推計2025』というのがあって、そこでは農林水産業の就業人口は【57万人不足する】と書いている点。


2025〜2030までの5年間で何が起きるのか。


大引退時時代に入るのか、それとも違うことが起きるのか。

もう一つ、最近気になっているニュースはこちら↓


11月1日のニュースにあった、文科省が科学者に行ったアンケート結果。

【2029年:人間代替えの農業ロボット技術が普及する年】としています。

先ほどの2030年の推計と時期がちょうどマッチしてます。


人が減るのか、テクノロジーが進歩しすぎるのか。

もちろん、ロボットでできない農業もあるので、そこも2極化が進むでしょう。


①自分の地域には未来の担い手は「     」人いて。

②地域の耕作面積は「    」haあって。

③将来的に一経営体当たりどれくらいの面積を担う必要があるのか


をまず考える。では、そこまで到達するスピードを今度は考える。

見渡してみると、水稲産業は設備投資とまとまった農地がないと始まらないので、新規就農はかなり厳しい。新規も無理だけど、機械の維持・更新もなかなか厳しい。現在、その局面を迎えている個人経営体も多い。


となると見えてくるのは『まだ働けるのに機械を更新できない為に離農を余儀無くされる経営体が出てくる』ということではないでしょうか。


そして、未来の担い手の数。うちの地域は正直かなり少ないです。うちの市は人・農地プランに載ってる経営体は233。他の地域では750haを5人程度で担わなければいけない未来が見えている地域もあります。


農家が減るのはなんとなくわかったけど、では農家を減らすことができるのか、という問題が出てきます。「減ってしまう」と「減らすことができるのか」が同時に起こる問題。


時代のスピードはとんでもなく早いです。

どんな未来がやってくるんでしょうか。


師走。まだまだやることいっぱいです。

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