昨日参加した第50回農業経営研究大会のまとめで出てきた言葉です。
文化、人類、文明の根幹にあるのが「農」
産業の一部ではない、経済の一部ではない。
根幹的な人類の取り組み、それが「農」
という事が記念講演の内容にありました。
衝撃的な内容もチラホラありつつ。
有機農業の在り方と目指す場所、輸出の考え方、飼料用米の限界、2023年からのnon-GM問題、グリホサート問題と日本の農薬基準について、種子法改正、米穀検査法改訂、など、話題になったのはいずれも普段から自分が向き合っている問題で、普段から向き合ってる問題が経済の前線と共通していることがまずホっとしたところ。
令和5年からのインボイス制度問題が入ってなかったくらいでしょうか。
いずれにせよ、とてつもなく勉強になりました。
全国規模の講演なのにぶっちゃけまくっていた藤井聡さん、引き込まれました。勉強になりました、ありがとうございました。画面越しでもあそこまでひきこむ魅力、自分も持ちたいですね。

で、嬉しかったことが一つ。
質疑応答へのアンサーで「ゲマインシャフトとゲゼルシャフト」というワードがポロっと出ましたが、それが自分にとっては確信的なワードでした。
【農家がやる農業】と【実業家がやる農業(資本が別の場合は「企業がやる農業」)】と自分は今までの様々な講演で表現してきたのですが、それをちゃんと括った言葉があるんじゃないですか。
一応、「もしかしたらコレを表現する言葉があるかもしれませんが」と付け加えて講演してきたのですが、本当にあって嬉しかったです。経済用語ってやつですかね。
自分は気づくまでに時間がかかりましたが、大学に行って経済学ぶとそういうワードを知って世の中をみれたり考えられたりできるんですよね。
見つけてからカメラを構えるのか、カメラ構えた状態で見るのか。
効率的なのはどっちなんでしょうか。
本当に今からでも大学行きたい。。