昨日、宮城県登米市のJAみやぎ登米南方水稲部会の総合実績検討会へ講演してきました。
部会としての取り組み資料は事前にいただいてて、有機農業がとても先進的な地域だとは思っていたんですが、行って感銘を受けてきました。
自分が講演しに行ったのに、とても勉強になりました。
部会を8ブロックに分けて、活動報告から始まりました。年2回の生きもの調査と考察。
発表中も気になったのは、JAと部会員の距離のなさ。みんな和気藹々としてて、とても和やかなムード。
懇親会で聞いてわかったのですが、この部会のお米は半分以上全農を通さずに独自ルートで販売しているそう。なので、農家への還元率も高い。販売力がよほどある=地域ブランド化に成功していました。聞くと、7割以上が畜産農家も兼ねている方々。
地域には7箇所の堆肥施設があり、地域全体で循環型農業が成り立っているとのこと。
素晴らしいの一言でした。有機JAS取得農家が96件中13件。環境や食育への意識の高さが凄まじいです。とても勉強になった講演でした。お金をもらいつつ、こんなに勉強できるとは(笑)いい仕事です。行ってよかった登米市。触れられてよかった南方水稲部会の取り組み。呼んでいただいてありがとうございました。
