いよいよ明後日25日、カシスシードルが発売になります。
製品のクオリティはもりやま園さんに丸投げしたもので、もりやま園さんが総力を上げて仕上げてくれました。激うまです。醸造した本人たちも販売会場に買いに来る予定だとか(笑)
ありがたいことです。
障害者が生産したカシス、コロナ禍で地元ホテルや関東のレストランへ出荷できずにいたロットをシードルにしました。抽出した後のカシスを廃棄せず、子会社へ頼んでジャムにし、生産した障害者にきてもらってラベル貼り作業をやってもらいました。今回は試験的にやったのでアルバイトではなかったですけど。本来はここに対価を発生させられます。
エシカル=「倫理的、道徳的」という意味があるようで、フェアトレードもこれに含み、生産者や携わった人にきちんと対価を発生させる仕組みはとても重要です。
極論、障害者が税金を収められるところまで、その付加価値を上げていってもいいと思うんです。
これは前も書いたかもしれないですが、農福連携は社会貢献の為にやってはいけません。
それは事業に持続可能性を持たせることができないからです。
「この人をこうしたいんだ」という思いで人が潤うことがまず大事であり、その積み重ねや進化が結果的に社会を潤おしていく、という流れが土を作り、根を張り、幹を作り花を咲かせ、実になるということだと考えています。

黒石市において、農福連携、有機農業、SDGs、等から生まれた生産物をエシカル×黒石=【エシクロ】というブランドをつけて、発信していこうと考えています。