”演出”の中にも2軸あると考えています。
それは「日常」と「非日常」。受け皿へのアプローチの数が違いますね。
非日常という価値の受け皿にアプローチしすぎると、受け皿の色が変わってそれは「日常」になってしまう。そうなると、その皿の裏側に「非日常」という価値が存在するようになりますよね。
自分たちの農産物や商品、プロモーションしたい製品が、どっちなのか。
前回も書きましたが、それがどっちなのかは、その人が決めることであって。
生産しても、作っても、「消費」がないと生計にならない。
生産や消費に「余剰」と「不足」が発生して、そこから経済が生まれる。
と最近感じているという話。

作ることももちろん大事で、売ることも同じくらい大事と考えてきましたが、それをビジネスとするなら【消費してもらう】というのが最も重要で別次元と言ってもいいですね。
マーケティングはその需要枠に対するアプローチだし、価値の受け皿を広げていくこと。
ブランディングはそこに発生してく価値で、構築していくべきもの。
開拓者の場合は同時進行で起きるんですかね。先駆者がいてマーケットがあるなら力を入れるべきはブランディングになるんでしょうか。
自分は生産することが好きなんですが、そこに持続可能性を創ろうと歩いていると、知らないうちに景色が”経済”になってる気がします。
誰に対して、どんな価値を届けるのか。
同じ曲を歌っているのに、歌う人が変わると全く違うものになるのときっと理由が同じ。
曲に価値があるのではないです、歌う人に価値があるのでもない。ただ、効いている人が価値化しているんです。
「演出」「日常と非日常」「消費と生産」「マーケティングとブランディング」「価値の受け皿」
ベストな届け方がきっとある。
考えているとキリがないですね(笑)